地域と連携した実践的な防災教育
令和8721日、本学において「社会人防災マイスター養成講座」の特別研究に関する中間発表会を開催いたしました。本講座は、豊田PFとして、愛知工業大学が中心となり、豊田市、株式会社エーアイシステムサービス、及び日本赤十字豊田看護大学と連携して実施している社会人向けの防災教育プログラムです。当日は、地元企業の代表者様や実務担当者様など、第一線で活躍されている多彩な顔ぶれの受講生が参加されました。また、会場及びオンラインを通じて、過去に本講座を修了した多くのOBの方々にもご参加いただきました。世代や所属を超えた活発な交流が行われ、地域に根ざした防災ネットワークが着実に広がっています。

個別の課題解決にコミットする「特別研究」
本講座の最大の特色は、受講生それぞれの「学びたいこと」や「地域や職場で実施したいこと」に徹底的に寄り添い、個別の需要にコミットした教育を提供している点にあります。中間発表会では、11名の参加者から、それぞれの立場や課題意識に基づく実践的な研究テーマについて報告が行われました。地域社会の安全に直結する多様なテーマが共有されており、その一例として以下のような視点からの研究が挙げられます。

会社員の視点から:自社社員の帰宅支援や被災後の出社体制の構築、防災を通じた企業の地域社会への貢献
元教員の視点から:小学校の道徳の時間における「防災道徳」の具体的な実施方法
一人の住民としての視点から:地元(実家)における津波対策と家族の安全確保
商工会議所の視点から:地域企業に対する防災面の支援のあり方

大学の知見を地域へ還元し、安心・安全なまちづくりへ
これらの研究に対して、本学の教員陣が専門的な知見から丁寧な補佐と指導を行っております。大学での学びが受講生の皆様の職場や家庭へ直接還元され、愛知工業大学の教育や研究が地域の皆様の安全で豊かな暮らしの役に立っていることを強く実感する発表会となりました。令和922日には、これまでの研究成果の集大成となる最終発表会を予定しております。

愛知工業大学は、これからも地域の皆様、学生、そして未来を担う子どもたちに「この地域に愛工大があって良かった」と思っていただけるよう、安全で安心なまちづくりを牽引する人材の育成に尽力してまいります。

【関連リンク】
地域防災研究センター(公式HP):https://dprec.aitech.ac.jp/center/

横田教授挨拶
横田教授挨拶
発表の様子
発表の様子