10月4日、愛知工業大学経営学部の空間情報研究室(薄井智貴教授)の学生たちが、岐阜県関ケ原町の後援を受け、「観光行動調査」を実施しました。「観光」と「人流」をキーワードに研究を行う同研究室が、関ケ原を訪れた観光客の回遊行動や満足度を把握し、地域の観光振興や回遊性の向上に役立てることを目的とした活動です。

地域の観光動態を探る、2つの調査手法
調査は、「岐阜関ケ原古戦場記念館」および「関ケ原駅前観光交流館」の2か所を拠点に実施されました。具体的な取組として、以下の2つの調査を行いました。
① GPSロガーを活用した回遊行動調査
参加者に小型のGPSロガーを貸与し、町内の移動ルートや滞在場所などを調べました。30秒ごとに位置情報と時刻を記録することで、観光客の皆様がどのような経路をたどり、どこに滞留したかという回遊パターンを詳細に把握できます。
② 観光に関するアンケート調査
関ケ原を訪れた目的や動機、満足度などを回答していただきました。スマートフォンなどを活用し、ウェブ上から回答していただく仕組みを取り入れています。

140名を超えるご協力と、地域の方々からの温かいお言葉
当日は、140名を超える非常に多くの方々にご協力をいただきました。参加された皆様からは、「大学生が地域の活性化に協力してくれているのがうれしい」「大学生の調査だから協力した」といった温かいお言葉を多数いただき、学生たちにとって大きな励みとなりました。

また、調査にご協力いただいた皆様には、感謝の気持ちとして、同研究室の学生がデザインを作成したオリジナルの「関ケ原武将缶バッジ」などをプレゼントしました。

過去データとの比較を通じた、観光振興への貢献
今回収集した位置情報やアンケートのデータは、今後学生たちが集計および分析を行います。5年前の調査データとも比較を行うことで、より精細な分析結果を導き出し、その結果は関ケ原町と共有する予定です。学生たちの研究成果が、これからの関ケ原観光の発展や魅力ある地域づくりに生かされることが期待されています。

地域社会に寄り添い、課題解決に挑む実践的な学び
愛知工業大学では、こうした実践的な研究活動を通じて、学生が地域社会と深く関わり、地域の課題解決に貢献する取組を進めてまいります。地域に寄り添いながら成長していく学生たちの活動に、今後もぜひご注目ください。

学生製作オリジナル缶バッチ
学生製作オリジナル缶バッチ
関ケ原駅前観光交流館での様子
関ケ原駅前観光交流館での様子
関ケ原古戦場記念館での様子
関ケ原古戦場記念館での様子