2026年10月20日、本学基礎教育センターの藤村敬次准教授が、フィリピン・マニラのサンベダ大学(San Beda University)に招かれ、オンライン講演を行いました。講演は、同大学の「第9回 International Linkages Week 2026」の一環として、教育学部が実施する「Technology in Education」で行われました。

同週間は、国際的な連携の強化、SDGsをめぐる対話、大学間の協働を目的としています。今回の招待は、同大学の国際連携担当部署から、藤村准教授のAIを活用した英語教育やアクティブラーニング、授業設計に関する知見を学生に紹介してほしいとの依頼を受けて実現しました。

講演では、生成AIが文章やアイデアを作り出す時代に、学習者自身が担う判断と責任を取り上げました。学内の食品ロスを減らす取り組みを構想例として用い、AIの提案を実際の根拠や地域・学内の状況に照らして確かめる過程を説明。もっともらしい提案を受け取った後に、何を調べ、どの部分を採用・修正するかを考える重要性を伝えました。

その手がかりとして、「Purpose(目的)」「Evidence(根拠)」「Context(文脈)」「Judgment(判断)」の4つの視点を紹介しました。また、情報を探す、自分の文章を推敲する、発表や対話の練習をするなど、学習過程に応じたAIの使い方を示し、学習の目的に合わせてAIを活用する考え方を紹介しました。

講演後には質疑応答も行われ、講演と質疑応答を合わせて約1時間の交流となりました。AIを日々の学習に生かしながら、自ら確かめ、考え、判断することの大切さを、海外の学生と共有する機会となりました。

Youtube:https://www.youtube.com/live/4aFE2uEh6SI?si=oDKuwVOyoNI7lzJH