【地域連携】豊田市多様性社会共創課との連携授業 ~ニューヨークと豊田市から学ぶ多文化共生~
愛知工業大学経営学部では、地域の行政や活動団体と連携し、地域社会が抱える課題を学生が実践的に学ぶ教育に取り組んでいます。
豊田市の多文化共生の現状と施策
はじめに、豊田市役所 地域活躍部 多様性社会共創課の木下氏が、豊田市の事例を紹介しました。約2万4千人、市民の約17.5人に1人が外国籍という同市の現状を、ブラジル国籍を中心とする国籍構成や、外国籍の住民が日本人を上回る保見団地の実情から、「言葉の壁」「制度の壁」「心の壁」の三つの課題、「やさしい日本語」の活用や幼児期の日本語教育支援などの施策まで、具体的にたどりました。
ニューヨークの多様性と共生の仕組み
続いて、国際交流員のキム ジェヒョン氏が、ニューヨーク市の事例を紹介しました。人口約800万人のうち約37%が外国生まれという同市の成り立ちを、先住民族の時代から19世紀以降の移民の流入、法制度の変遷まで歴史的にたどりました。
当事者の経験から学ぶ
最後に、喫茶Nossa!の小田ビニシウス氏(5月26日の自由ヶ丘キャンパスでの授業でもご登壇)が、豊田市出身でブラジルにルーツを持つ立場から、幼少期の偏見の経験から自分のルーツを強みと捉えられるようになるまでの歩みと、誰もが安心して集まれる場づくりの活動を紹介しました。

