4年間のカリキュラム
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進路・就職
※掲載内容は取材当時のものです。
高校で材料化学や高分子化学のおもしろさに気づき、もっと深く学んでみたいと思ったのでこの専攻を選択。しかしいざ大学で授業を受けてみると、レベルの高さに初めは四苦八苦。特に「物理化学」の難易度が高かったのです。でも、担当の先生の話す内容にとても興味をもったので、その後は研究室にも入らせていただきました。燃料電池自動車の普及につなげることを目的とした研究活動を通して自動車業界に対して興味をもちました。キャリアセンターの力を借りながら志望企業の絞り込みを進め、自動車部品メーカーに就職することが決定。就職活動の後、内定先での設計業務に備え、履修していなかったCADの授業を履修し、設計の基礎習得に励みました。
内定先 | 株式会社ヴイテック
工学部 応用化学科 応用化学専攻 2023年3月卒業
杉山 桜子さん
(出身高校/愛知県立豊田南高等学校)
1年次
人生初のアルバイトで、働く意義を見出す。
2年次
勉強モードに突入し、学習時間を増やした。
3年次
就活を早めに意識し、インターンシップにも積極的に参加。
4年次
キャリアセンターを活用しながら、就職活動を継続させ、見事内定を得る。
生物系の授業が多いバイオ環境化学専攻よりも、物理が多い応用化学専攻が自分に合っていると思い、この専攻を選びました。授業では1冊800ページを超える教科書もあり、覚えることが多く大変でしたが、ただ単に暗記するのではなく、理論的な観点から学ぶことが多いので理解を深めながら進めることができました。就職活動の話題づくりになると思い、勉学と部活動(ヨット部)の両立やインターンシップに積極的に参加するなど、可能な限り取り組みました。大学には就活講座などの支援が充実しており、安心して就職活動に打ち込めたのも大きいですね。内定先の会社は「一歩先行く技術」を理念としています。将来は私もそんな技術を提案できる社会人をめざしたいです。
内定先 | シンフォニアテクノロジー株式会社
工学部 応用化学科 応用化学専攻 2022年3月卒業
矢野 聡美さん
(出身高校/愛知県立蒲郡東高等学校)
1年次
クラブやサークルで多くの学生とコミュニケーション。
2年次
学びのレベルがアップ。図書館を頻繁に利用し、勉強するように。
3年次
インターンシップに参加。キャリアセンターも活用し、自信をつけた。
4年次
就職活動の毎日を過ごす。部活では中部地区で上位になり全国大会へ出場。
有機化学は直接仕事に活かせる実践的な分野。いつかは商品開発の部署で自分の携わった商品を世に出したいです。
内定先 | 株式会社Mizkan
工学部 応用化学科 応用化学専攻 2021年3月卒業
奥村 典永さん
(出身高校/岐阜県立多治見高等学校)
1年次
オリジナルのノートを作成
有機化学に興味があったことから、応用化学の分野へ進みたいと思いました。授業は板書をメモ。授業後にメモを元にして自分なりのノートを作成するなど工夫をしました。
2年次
ケガにより覚悟が決まる
ケガをしてしまい、2週間入院という辛い出来事が。順位も落としてしまいましたが、これによって覚悟が決まり、もっと勉強をしようとさらに気合いを入れました。
3年次
インターンシップで企業の雰囲気をつかむ
努力の結果、学年順位も回復。約10社のインターンシップに参加し、データだけではない会社の雰囲気をつかむことが大切だと痛感しました。
4年次
企業スローガンに共感
もともと食に興味があったことから、有機化学の知識を活かせる食品分野へ。企業理念「やがて、いのちに変わるもの。」というスローガンに共感し、Mizkanを志望しました。
さまざまな分野で社会に貢献している総合セラミックスメーカーに内定。若手から挑戦させてくれる風土があるので、積極的にがんばりたい。
内定先 | 日本特殊陶業株式会社
工学部 応用化学科 応用化学専攻 2020年3月卒業
長野 純也さん
(出身高校/岐阜県立加茂高等学校)
1年次
総合教育科目で視野を広げる
1年次は化学の基礎をしっかりと学べました。学ぶ中で身の回りにある物質や現象が出てくるのが、化学のおもしろさだと思います。また、経済、語学、心理学などを学べる総合教育科目で視野を広げることができました。
2年次
実験を通じて化学への理解を深める
実験の科目がスタート。実際に器具を使って現象の観察・分析に取り組むことで「今まで座学で学んできた内容は、こういうことだったんだ」と理解を深めることができました。自分の手で化学反応を起こすのは楽しい!
3年次
インターンシップで志望企業を定める
講義の中でセラミックスが多彩な分野で活用されていることを知って興味をもち、総合セラミックスメーカーのインターンシップに参加。人を大切にする雰囲気が感じられ「卒業後はこの会社で働きたい」と思い始めました。
4年次
水素の貯蔵方法について研究
研究室では燃料電池の燃料である水素の貯蔵方法について研究。就職活動では志望していた総合セラミックスメーカーから内定を獲得。入社後は燃料電池の開発や設計に携わり、普及させていくことに貢献したいと考えています。
高校時代からの意志を貫き、ハイブリッドカーに搭載する電池を研究する企業に就職。海外勤務にも挑戦したいので、英語の勉強を続けています。
内定先 | プライムアースEVエナジー株式会社
工学部 応用化学科 応用化学専攻 2019年3月卒業
中川 寛明さん
(出身高校/愛知県 名古屋大谷高等学校)
1年次
線形代数が数学のおもしろさを教えてくれた
高校時代に糸井先生の研究を知り、自身も電池の研究に取り組みたいと考えて応用化学専攻を選びました。大学で初めて学んだ線形代数によって数学のおもしろさに気づき、パズルを解くような感覚で意欲的に勉強しました。
2年次
希望の研究室に入るためなら勉強もがんばれる
4年生になったら糸井先生の研究室に所属したいという思いがあったため、この時期から研究室を訪問し、お話を聞いていました。希望の研究室に入るためには良い成績が必要であることがわかり、勉強にも力を入れました。
3年次
留学、資格取得、インターンシップで充実
8月に、カナダのバンクーバーで3週間の語学留学プログラムに参加。また、危険物取扱者の資格の中では最難関である甲種も取得しました。9月からは、多くの企業や仕事を経験するために12社のインターンシップに参加しました。
4年次
就職活動は、みんなと違う視点で勝負
FXを趣味にしているため、企業の有価証券データなども参考にしながら就職活動を行いました。希望の糸井研究室にも配属が決まり、4月に内定をいただいたので、その後は水素を貯蔵する卒業研究に本気で取り組みました。