生産・建設工学専攻 博士後期課程

電気・材料工学専攻
機械工学を主体とする
高度なマシンによる
生産システムと
建設系工学の諸分野の
ソフト系工学を統合
生産・建設工学専攻は「機械工学」、「機械システム工学」、「社会開発工学」、「都市建築工学」の4講座から構成されています。
機械工学講座では、材料強度、加工プロセス、機能材料、マイクロ・ナノテクノロジー、燃焼、流れ、エネルギー変換工学などの研究と教育を行います。
機械システム工学講座では、自動車工学、航空宇宙工学の他ロボット、センサ、アクチュエータ、バイオメカニクス、バーチャルリアリティ、設計法、CAD/CAM/CAE、機械要素、振動解析、音響解析などの研究と教育を行います。
社会開発工学講座では、国内大学としては最大規模を誇る耐震実験センターにおける大型構造実験及び解析的研究、また地域防災研究センターにおける強振動地震波の予測、広域地盤の地震時特性などの特徴的な研究があり、土質及び地盤工学、構造及び耐震工学、社会開発及び計画学、材料及び施工学などの研究と教育を行います。
都市建築工学講座では、建築設計・計画工学、建築構造工学、建築環境・設備工学、建築材料工学などの教育と研究を行います。

大講座について

機械工学
省資源、省エネルギー、地球環境問題などの人類が直面する重要な問題の解決に対して、機械工学の果たす役割は大きく、機械工学に対して大きな期待がかかっています。このような時代のニーズに応えるためには、機械の高性能化、高機能化、高知能化などが必要です。高性能な機械を創造・開発するためには、材料の高機能化や加工性の向上ならびに熱と流体に関する広範囲にわたる機械工学の知識が必要です。したがって、高性能な機械を新しく開発するためには、機械工学に関する基礎的研究と応用研究の両面が必要となります。この講座では、材料、弾性学、材料強度、腐食、加工プロセス、機能材料、マイクロ・ナノテクノロジーなどに関連する材料機能工学の分野と、燃焼、伝熱、エネルギー変換、流体力学、流体機械などに関連する熱流体工学の分野の研究と教育を行います。
機械システム工学
この大講座では、主に「知的制御システム工学」と「機械システム設計工学」の分野の研究と教育を行います。第1の分野では、健康・安全・快適な生活環境を実現するため、知能を備えた高度な機械システムの製造技術の開発を、また、第2の分野では、機械を高精度で効率良く製造するため、要素技術とシステム化技術の統合的発展をそれぞれ目的とします。第1の分野では、制御、システム工学、ロボット、センサ、アクチュエータ、バイオメカニクス、バーチャルリアリティなどです。第2の分野では自動車工学、航空宇宙工学をはじめ最適設計法、CAD/CAM/CAE、機械要素、振動解析、音響解析、メディカルエンジニアリングなどの研究と教育を行います。
社会開発工学
大講座の教育・研究内容は、構造及び耐震工学、土質及び地盤工学、社会開発及び計画学、材料及び環境工学の4つの分野から成っています。本講座における教育・研究活動で特徴的なことは、国内大学としては最大規模を誇る耐震実験センターにおける大型構造実験及び解析的研究により多くの重要な研究成果を挙げていること、また、地域防災研究センターがあり、我が国の地域ごとに異なった強振動地震波を最新の研究成果を用いて予測し、観測データとの良い一致を見ていること、広域地盤の地震時特性の把握などです。さらに湖沼における水生昆虫の調査による汚染環境の研究などは他大学にない特徴と言えます。建築物では床面の振動に関する実験的・解析的研究や、地震災害時の避難行動研究などの分野でも確実な研究成果が出されています。
都市建築工学
文化環境の造形と地球の様相を踏まえた総合的な生活空間設計の計画・整備、各種施設の安全性、経済性を考慮した静的及び動的設計のための技術ならびに新たな社会的要求に対応した生活、生産のため、環境材料の開発・保全管理の技術が要請されています。

生産・建設工学専攻の内容

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